看護師

仕事と報酬

私が給料について不満を感じるときに頭に浮かぶのは、少し違う意味合いも含まれる気がします。全体としては「給料の額の少なさ」といえるのかもしれませんが、「自分がしている仕事の内容に報酬が見合っていない」ということ、そう感じることが労働意欲やモチベーションを下げるのでは?感じます。「看護の仕事の魅力は給与だけではない」という人もいると思います。確かに、それはわかります。看護のやりがいはプライス・レスの面もあり、人が抱く仕事に対する満足度は給料だけでは満たされないものです。一方で、給料が高くても、仕事にそれなりの厳しさが求められる場合もありますし、離職率が高いなど労働環境が劣悪な場合さえあります。私自身の気持ちとしては、看護の仕事自体は好きであっても、報酬というのはその仕事を認められた証、そう思うと給料が少ないということはやはり残念な気がします。また、一生懸命に働いても、緩めに仕事をしている人と同じような給料なのか?と思うと、正直なところ残念さが強まります。さらに、その緩めにやっている人の分を自分が引き受けるようなことが生じると、そのようなことが何度も繰り返されると真面目にやることがバカバカしくなってきます。すると、仕事を続けることがかなりきつくなってきます。そのように考えると、給料の多寡だけで労働意欲が減退するということではないようです。やはり、その給料が自分の行っている仕事の内容に見合っているか否か?自分の頑張りを認めてもらっているか?そのような判断基準が私の中にある気がします。給料を理由に辞めたくなるときには、給料の額に「どんな意味を込めているか?何か他の要因も絡んでいないか?」を一度、点検してみるとよいかもしれません。自分が求めているのは給料のアップそのものなのか?それよりも「認めてもらいたい」という気持ちなのか?転職する前には、その点に気づいておくとよいと思います。