看護師

最近仕事で辛かったこと

私は看護大学を卒業して、総合病院で働いています。看護師になることは小さい頃からの夢で、4年という長いスパンで看護技術・知識を学んでから看護師になりたいと思い、大学進学を選びました。大学生にもなってみたかったですしね。今は、総合病院の中でも、緊急性の高い患者さんが多い病棟にいます。なので、いつも気は張りつめ、緊張していますし、でも、患者さんの手術が成功し、長い時間かけて回復されて、ご自宅に戻られる姿を見ると、とても心が救われる思いになります。もちろん、一方で、医療を尽くしても亡くなれる方もいらっしゃるので、涙が出るのをこらえながら、一人でも多くの方に良い看護が出来るよう、これからも頑張ろうと言い聞かせます。自分なりに努力して、職場の方達ともうまくやっていると思いますし、私の仕事に家族はとても理解してくれているので、仕事に集中できる環境です。家族にも恵まれて、両親も祖父母を大事にしていますし、親戚付き合いもちょっとした摩擦がありますが、おおむね良い関係です。そんな中で、先日、あるご高齢の方が救急車で運びこまれました。一通りの検査が終わり、ドクターからご家族に、このような手術をして、治療を続けることで、良くなられるという話があったときのことです。ご家族が「あの…、あまり長生きされても困るので、手術はしない方法でお願い出来ますか。」とおっしゃったのです。ご本人に大きな負担をかけたくない、という気持ちで治療を拒否されるケースは見てきましたが、長生きして欲しくない、と思われる家族がいらっしゃることに大きな衝撃を受けました。もし祖父母に何かが起こったとして、私の両親だったら、何としてでも良い治療を受けて、1日でも長生きして欲しい、と願うと思うのです。でも、もし、身体の負担が大きすぎて、QOL(生活の質)が下がるのであれば、治療の相談をすると思ったのです。自分の知らない世界があることを知りました。家族にこう思われてしまう、家族がそう思ってしまう、親子関係があって、助けられないこともあるんだなぁと本当に辛かったです。